初めてタオルを製作される方

初めてオリジナルタオルや粗品タオル、オリジナル手ぬぐいを作ろうとした際、生地はどのように選べばいいのか、サイズはどうしようか、予算に合うかわからないなど、想像より複雑でややこしいと思うことがあるかもしれません。このページでは初めてタオルや手ぬぐいを製作されるご担当者様がつまずきそうなポイントを記載いたしますのでご覧いただければ幸いです。

検討しているタオルの種類
 

初めてのオリジナルタオル製作

シャーリングタオル
シャーリングタオル

オリジナルタオルの製作は抑えるべきポイントが3点あります。「タオルのサイズ」「色数」「印刷範囲」を正しく把握し選ぶことで、製作した商品とご自身のイメージが想像と違う可能性を大幅に減らすことが出来ます。

製作用途を考える

オリジナルタオルを製作する理由は様々です。販促用・イベント配布用・販売用・ノベルティ…。
用途に合ったタオルを選ぶことで、予算にも大きなずれが生じることがなく制作することが出来ます。

当社がおすすめする用途ごとのタオルサイズ

  • 販促用:フェイスタオル
  • イベント配布用:フェイスタオル
  • ノベルティ:ハンカチタオル
  • 販売用:マフラータオルまたはスポーツタオル

サイズを決める

オリジナルタオルの価格はタオルのサイズによって大きく変動します。タオルのサイズが大きくなるほど1枚当たりの価格も上がります。
使用用途も踏まえ、適切なサイズをご検討ください。

サイズを決める

デザインを表現するのに必要な色数を確認する

オリジナルタオルは白生地に対して印刷を行うため、白色を除いて何色使用するかご確認下さい。
尚、同じ系統の色でも濃淡がある場合は2色とみなされるのでご注意下さい。
例)濃い黒と薄い黒(グレー)は2色とみなされ、版を2つ作る必要があります。

濃い黒と薄い黒のサンプル

予算に応じてデザイン範囲を決める

オリジナルタオルは印刷範囲によって大きく値段が異なります。
指定範囲内にのみ印刷を行う「枠有プリント」と全面に印刷可能な「全面プリント」があり、枠有プリントは全面プリントのおよそ半分の金額で製作できるため大変お得です。
白地ベースのデザインを検討されている場合は枠有プリントをおすすめします。

デザイン範囲 デザイン範囲

悩んだらまずは価格を確認

色々チェックしていくポイントがありますが、まずは参考価格を知りたいといったお客様の為に、いくつかの質問に答えるだけで参考価格を知ることが出来る「見積ナビ」をご用意しております。何度でもやり直すことが出来ますので、是非ご利用ください。

上げ落ちジャガードタオル
シャーリングタオル

オリジナルタオルの中でも上げ落ちジャガードと毛違いジャガードは製作前のイメージと実際の商品のイメージが異なるケースが多い商品です。下記の記事をよくご覧になり、納品後に「こんなはずではなかった」とならないようにご注意下さい。

サイズを決める

上げ落ちジャガードタオルの価格はタオルのサイズによって大きく変動します。タオルのサイズが大きくなるほど1枚当たりの価格も上がります。使用用途も踏まえ、適切なサイズをご検討ください。

サイズを決める

糸の色を選ぶ

上げ落ちジャガードタオルはベースの色を既成色23色の中から1色お選びください。
ヘム(生地両端)も色を1色お選びください。
デザインを糸の密度で表現しますが、パイル(糸)は白糸のみになります。

 クリックすると拡大します

デザイン部分の密度を決める

上げ落ちジャガードタオルのデザインは凹凸をパイル(糸)の密度を用いて表現します。
パイルの密度が100%に近づくほど白色が目立ち、0%に近づくほどベースの色が目立ちます。
10%程度の差だとあまりデザインの濃淡がわかりづらいので、濃淡の値は20%~30%程度離しておいた方がデザインの視認性がよくなるため、おすすめです。

断面図イメージ 断面図イメージ
毛違いジャガードタオル
シャーリングタオル

オリジナルタオルの中でも上げ落ちジャガードと毛違いジャガードは製作前のイメージと実際の商品のイメージが異なるケースが多い商品です。下記の記事をよくご覧になり、納品後に「こんなはずではなかった」とならないようにご注意下さい。

サイズを決める

毛違いジャガードタオルの価格はタオルのサイズによって大きく変動します。タオルのサイズが大きくなるほど1枚当たりの価格も上がります。製作用途も踏まえ、適切なサイズをご検討ください。

サイズを決める

糸の色を選ぶ

毛違いジャガードタオルは既成1色+白または既成2色のどちらかからお選びください。

 クリックすると拡大します

デザインについて注意するべき点

  • デザインに細かい線や文字がある場合、印刷特有のつぶれが生じる場合がございます。
    文字は最低限1cm以上、画数の多い感じなどは極力避けてください。
  • 糸を織りこんで曲線部分を表現する為、よく見ると曲線がガタついてしまいます。細かい図形などは避けてください。
  • 表のデザインが鏡面になったものが裏面になる為、裏から見ると表の文字は反転しています。
 

初めての粗品名入れタオル製作

粗品名入れタオル

粗品名入れタオルを初めて製作される場合でも簡単に製作することが出来ます。
「印刷色」「印刷する内容」「生地の厚み」の3点をお決めいただきます。 生地の厚みは国産・海外産併せて合計6種類からお選びいただけます。厚みがあるほど高級感を演出できます。是非ご検討ください。

プリントする色を決める(基本色は10色ございます)

粗品名入れタオルへのプリントは基本色が10色(オレンジ・赤・ピンク・紫・黒・紺・青・水色・黄緑・緑)ございますが、企業様固有の色指定がある場合、DICやPANTONEなどのカラーチップでご指定いただければご対応させて頂きます。

プリント色その1 プリント色その2

タオルとのし紙への印刷内容を考える

粗品タオルはお年賀として利用されることが多いため、お入れする内容は企業名と電話番号、ご住所などがほとんどですが、印刷範囲内であればどのようなデザインをお入れ頂いても同じ金額でご対応させて頂きます。

※1色のみの対応。

※細かいデザインは線が潰れることがございます

粗品タオル 粗品タオル

最後に生地の厚みを決める

当社では国産・海外産ともに180匁、200匁、220匁の3種類をご用意しております。
匁(もんめ)は一般的に数字が大きくなるほど重く(厚く)なる為、220匁が最も厚い粗品タオルになります。
1番人気は海外産の200匁になりますが、ご予算に応じて厚みをご検討ください。

 

初めてのオリジナル手ぬぐい製作

粗品名入れタオル

実用的な用途の他、近年はアーティストの物販アイテムやインバウンド向けお土産として用途が多岐にわたって制作されるようになりました。手ぬぐいの制作方法もタオルと大きく異なることはなく、「何色使うか」「印刷範囲はどうするか」の2点を決めるだけで簡単に製作することが出来ます。
印刷はインクを使うため、文字がつぶれたりイラストが滲んだりするケースがあるので、下の記事をよくご覧になり、デザインをご検討ください。

デザインに何色使用するか確認する

手ぬぐいの生地は白生地の為、デザインに白が入る場合は白インクは乗せず生地色をそのまま使います。
デザインの色数を検討する場合、白以外で何色使用するかをご確認下さい。
また、色と色が隣り合って接触しているデザインは境界部分に想定しない色のにじみが出る場合があります。
異なる色同士、隣り合わないようなデザインにすることをご検討ください。

予算に応じてデザイン範囲を決める

オリジナル手ぬぐいは印刷範囲によって大きく値段が異なります。
指定範囲内にのみ印刷を行う「枠有プリント」と全面に印刷可能な「全面プリント」があり、
枠有プリントは全面プリントのおよそ半分の金額で制作できるため大変お得です。
白地ベースのデザインを検討されている場合は枠有プリントをおすすめします。

粗品タオル 粗品タオル

デザインについて注意するべき点

  • デザインに細かい線や文字がある場合、印刷特有のつぶれや滲みが生じる場合がございます。
    線の太さは1㎜~2㎜程度確保する事をおすすめします。
  • 2色以上の色を使用し、その色同士が隣り合う場合は色の境界線に予期せぬ滲みが生じる場合がございます。
    色と色は極力隣り合わないようなデザインにしてください。
  • 全面デザインは染料印刷という方法で行いますが、染料印刷は特につぶれ・滲みが出やすいです。
    線と線の間隔も2㎜以上空けたりするなど、全面印刷は滲んでも気づきにくいデザインをご検討ください。